手前の2階建ての建物が鉱泉の施設である。1階北側の
玄関を入ると
受付と売店、
食堂、
休息室などがある。
浴場は1階の西端であり、宿泊室は
2階となる。
左写真の奥に見える
3階建ての建物はサービス付き高齢者向け住宅「金吹沢の森」および「金吹沢診療所」。診療所の診療時間は月曜日の午前中のみである。
休息室の階上、一番西端の部屋。素泊まり\2,625。住み込みたくなる値段だ。8畳に広縁付き、
収納棚や押し入れもあるから一人暮らしには十分であろう。
朝食\525、夕食は\1,000~。日帰り入浴\550。
上記の2階客室からの眺め。池の周辺にはラジウム鉱泉の
源泉などがある。このあたりは金吹沢診療所や市中心部にある病院の経営者が所有・管理する土地のようである。
池の下流部(西端)は盛土の堰堤になっており、人工的に造成された溜池である。上流部は、もしかすると砂鉄の採掘跡かもしれない。そうであれば、久慈市を中心とした南部鉄鉱山のうち最北部に位置するものであろう。2kmほど北寄りには「金屎」という地名もある。また、白銀(しろがね)方面には野馬の湯天然ラドン温泉という日帰り入浴施設があるようだ。